2014年3月31日月曜日

春満開

先週は怒涛の一週間でした。水曜日に私ども東京の囃子方が主宰をする囃子科協議会公演がありました。公演前の早朝から囃子方の総会があり、2時間にわたり今後の公演の方針などを話し合いました。私、幹事をさせていただいているものですから、会議の進行や方向を見守っていなければならず、精神的に疲れました。
1時半より公演が始まり、私は最後の「吉野静」の能を務めさせていただきました。
土曜日には、観世流太鼓の御社中発表会にお邪魔させて頂き、一日中舞囃子数番を務め、昨日日曜日は朋之会で「屋島」を務めさせていただきました。シテ(主役)の武田宗典師の素敵で魅せるスケールに、こちらもワクワクし、充実した舞台でした。その後移動して金春流太鼓の御社中発表会にお邪魔させて頂き、舞囃子を数番務めました。各リハーサルを含め、先週はフル回転でした。

 今朝は早起きし、長風呂して落ち着かせています。少し手が腫れています。

さて、今週も始まります。






2014年3月24日月曜日

2014年 4月出演の主な舞台




9()       国立定例公演          屋島        国立能楽堂            13:00~

11()       イオン薪能     船弁慶    幕張豊砂公園       18:30~

13()       宝生月並能      右近    宝生能楽堂          12:00~

26()       緑泉会       西行櫻    喜多能楽堂                  13:00~

27()  Noh+Kyogen Style      三番叟    セルリアンタワー   14:00~

他、下記は入場無料

4() 梅若能楽堂
19() 観世能楽堂
20() 銕仙会能楽堂
27() 国立能楽堂
29() 観世能楽堂


2014年3月14日金曜日

佐渡

佐渡の社中の稽古に来ています。

戦前後、祖父の春雄、笛方の藤田大五郎先生、小鼓方の幸円次郎先生、太鼓方の金春惣右衛門先生らが数ヶ月滞在し、能楽を広めながら島の皆様に御世話になった縁の深い場所です。
大鼓の高安流宗家、高安英勝氏もこの地で明治6年に亡くなっている所縁のある島です。
私が毎年夏に催される薪能に依頼を頂き、社中の稽古もさせて頂くようになり5年ほどになります。感謝をしています。

お昼ご飯。

先ずは毎年の如く、祖父の後に佐渡の地で高安流大鼓を広めていただいた氏江省吾先生にご挨拶。

訪れた時には必ず伺っている高安英勝宗家のお墓参り。

稽古の後の宴席の料理。



佐渡は日本で自給自足のできる唯一の島。
自然がたくさん。米も魚も美味しい素敵な島です。

人が優しい空気の綺麗な島です。

明日も稽古頑張ろう。



2014年3月10日月曜日

祝!卒業


本日は国立能楽堂第八期研修生の研修終了発表会にて「石橋」を務めます。

 八期生は、ワキの矢野君、狂言の内藤君、小鼓の岡本君です。

おめでとうございます。これから芸の長い道のり、共に頑張りましょう。


2014年3月9日日曜日

本日の公演



本日は神楽坂にある矢来能楽堂での九皐会定例公演に出勤。

能「花月」を務めます。若々しく春らしいスッキリした演目です。

まだまだ寒いですが、皆様お身体お大事に。